昔に比べ認知度は上がったものの、まだ一般的には浸透していない「ADHD」「発達障害」ということば。
それに付随する「二次障害」。そもそもなんなの?という疑問のもと、わたしなりに調べて学んだことをまとめてみました。
ADHDとは、発達障害のひとつ
最近耳にするようになった「発達障害」ということば。
発達障害とは、脳機能の産まれながらの働きの違いだそうです。
特定の能力に発達上のかたよりがある状態とのこと。
そして発達障害は、いくつかの症状の現れ方に分類されるようです。
発達障害の分類
発達障害は、自閉症スペクトラム障害・学習障害・ADHDなどに分類されます。
これらは複数の障害が重なって現れることもあるので、その人によって症状は違います。
LD(学習障害)はあまり聞き慣れませんが、ハリウッド俳優のトム・クルーズは、
LDのひとつであるディスレクシアであることを公表しています。
ディスレクシアは読字障害といって、文字の読み書きに困難を抱える障害です。
ADHDの症状も3つの特性で分類される
ひとくちにADHDと言っても、こちらも3つのパターンに分類されます。
①不注意
②衝動性
③多動性
そしてこれらも、③多動性だけがあらわれる人がいたり、①不注意②衝動性が混在している人がいたり、
いろいろなパターンがあります。
発達障害を抱えていると二次障害を併発する人も多い
発達障害を抱えていると、特性による困りごとが原因で、不眠や不安症、うつ症状が引き起こされることがあるようです。
これが二次障害です。
周囲からの叱責、自分のミスや失言を気にして不安や眠れないといった症状が出たり、
うまくまわりとコミュニケーションをとれなくなって引きこもりになってしまったり…
治療法はあるの?~インチュニブなどの投薬で症状が抑えられることも
根本的な治療法は、今のところ無いようです。
ただし、投薬によってある程度改善することは可能です。
インチュニブやストラテラという薬で、滞っている脳の情報伝達効率を上げて改善していきます。
ですが、一番大事なのは、発達障害という病名が付いたら、
自身の症状と向き合って、どうしたらスムーズな生活を送れるか積極的に調べて工夫していくのが重要なのかな、
と思っております。
ざっくりとですが、わたしが調べた発達障害、ADHDについてでした。