ゴールデンカムイ実写化の大大大成功を受けて、実写化発表当時から現在にかけてのオタクの心境の推移が面白かったのでふりかえります。
「ゴールデンカムイ実写映画化決定!」を受けてオタク騒然
マンガの実写映画化。
それに関する、原作を愛する読者たちの悲喜こもごもは、
ジャンプ作品を愛する後輩からいつも聞かされておりました。
2022年4月、忘れもしない、本誌連載最終回直前に飛び込んできて目ん玉飛び出た実写化の第一報。
ネットニュースの見出しが「実写化なんて望んでいない」
翌週の最終回に向けて、ストーリーは怒涛の迫力とスピードで進んでいて、
オタクたちのボルテージも最高潮…!というタイミングの第一報に、
界隈が水を差されたようにスン…となったのを記憶しています。
「原作の世界観を壊す」
「この世界観を実写化できるわけ無くない…?」
「てかどうやってラッコ鍋や支遁先生や探偵のくだりを実写化するんだよ…」
わたしの生息していたツイッター界隈では、2021年夏にヤンジャンアプリで全話無料公開されてからの
新規ファンが大多数だったので、長年作品を見守って愛していたファンよりも強火の方が多かった印象…
焼けぼっくいに火、的な…
ネットニュースの見出しが「実写化なんて誰も待っていない」って、原作への愛の重さを感じます…
「キャスト全員鈴木亮平なら許す」「鶴見中尉はマッツ・ミケルセンで」みんな言いたい放題☆
最初はいぶかしんでいたオタクたちですが、
野田カムイ(※一部オタクによる原作者野田サトル氏の呼称。カムイ=神(アイヌ語))
を全面的に信頼しているので、
「野田カムイが製作に噛んでいるなら悪いようにはしないだろう」
という空気に変わっていきます。(愛です)
話題は「誰が誰を演るのか」。
金カムの登場人物はとにかくみんな筋肉。ごっつい。ガッチリした昭和以前の日本人体型。
「とにかく筋肉だ」「胸毛だ」「山本耕史の筋肉なら許す」「ハリウッドから連れて来い」「筋肉が心配」等、
皆さんの心配事項は主に筋肉面←?でしたね…
そして発表されたキャストとティザーPV
2023年8月30日、オタクが固唾を飲んで待ちわびていたキャストが発表されました。
主演、山崎賢人氏。
「また山崎賢人か…」
「綺麗すぎる」
「圧倒的筋肉不足」←
等、厳しい意見が飛び交います。
わたしは正直、山崎賢人氏の出演するようなビッグネームの邦画をあまり観ないので、
彼の顔もパッと浮かばなくて…
しかし映画界でひっぱりだこだという認識はあったので、
(主演山崎賢人で観客を動員しようとしているのかね…)
と物悲しい気持ちに…
がしかし…!!!
鶴見中尉役の俳優さんを見て一気にテンション爆上がります。
鶴見中尉=玉木宏、解釈一致が過ぎた…!!!
鶴見篤四郎は、一番イケメンじゃなきゃダメなんです。
その場の人間がひれ伏す圧倒的な美=鶴見中尉なんです。
玉木宏…!!!
イケメン=竹野内豊、らへんで止まっている昭和女でもわかります!
玉木宏氏が超ド級のイケメンであるということは…!
もうコレ、鶴ちゅのスピンオフ希望~!!!(号泣)
最推しの尾形は…
そしてわたしの愛する尾形百之助は…
眞栄田郷敦氏…
存じ上げぬ…
あ…千葉真一の息子の新田真剣佑の弟か…!(謎に回り道)
眞栄田郷敦氏のお顔を拝見すると、涼しげな目元がうちの百ちゃんを思い起こさせるではないですか。
ティザーPVの美しさ
冒頭の雪山の美しさと、二〇三高地の肉迫する戦闘シーンにまず目を奪われました、って言いたいけど
一番目を奪われたのはニヤリと笑う鶴見中尉=玉木宏氏…
はぁ…めっちゃ鶴見中尉やん…ありがとう…
野田カムイの言葉を信じる…
そしてキャスト・ティーザー公開と共に野田カムイのコメントも発表され…
「原作ファンの方たちも実写を愛せると信じています」と…
愛です…
期待してもいいのかな…(まだ疑う)
試写を観た方の「原作ファンの皆さん、大丈夫です!」でやっと、楽しみ>不安に(遅)
2024年1月10日、完成披露試写会。
おそるおそる感想を漁ってみると…
「原作そのまま!」の意見多数…!!!
大いにワクワクして公開を待ち望むわたしなのでした…!!!
はぁ、めっちゃ長くなったな…
ここまでご覧いただきありがとうございました。涙
誰にも望まれていないのに、自分のTwitterと日記を照らし合わせながら書きました…
そのくらい大事な作品です…!
そして映画も。
次のブログでやっと映画の感想です。
映画「ゴールデンカムイ」公式サイトはこちらから!
映画『ゴールデンカムイ』公式サイト (kamuy-movie.com)