氣志團とわたしの出会い

2024年夏、気づいたらわたしは、氣志團という深くて楽しくてホスピタリティ溢れる沼にドップリハマっていた…もうライブレポ残しておかなきゃどんどん忘却の彼方に飛んでってしまうので、出会いから記録しておこうと思う

こちらの文章は、2021年当時に記していたインスタの投稿をベースに書いております

最初はACO CHiLL CAMPでのアコースティックライブ

2021年5月、静岡県御殿場市にて開催されたACO CHiLL CAMP 2020-2021。

すべての出演者のステージが終わった駐車場にて、わたしは静かに深い感動を味わっていた…

死ぬまでに一度は観たいアーティスト=氣志團

この日はワークショップ出展者の知人から、お手伝いを頼まれていた。

2日にわたるフェスのどっちの日でもいいから手伝って~☆と。

タダでフェス入れんのー?!あざーーーす!!とタイムテーブルを見たわたしは、間髪入れず返信。

「絶対2日目で。」と。

2日目出演者に氣志團がいたからだ。

ひとは誰しも、「死ぬまでに一度は観たいアーティスト」がいるだろうと思う。(勝手に断言)

わたしの場合、椎名林檎ちゃんとかB’zとか…
の、中に氣志團も入ってたのだ。

まさかこの時には、3年後沼堕ちしてファンクラブも入って全国津々浦々追っかける人生になるとは思ってもいなかったものだ…

そして当日。

雨が降ったりやんだりの空の下、ワークショップのお手伝いもそこそこに(おい)


ワクワクで氣志團のGIG初参戦。

たぶん前から3.4列目ぐらいかな?

コロナ渦大フィーバーパフパフー!の頃だったので、均整の取れたソシャディにマスクきっちりなオーディエンス。

翔やん以外は気にしたとこもなかったリーゼントのメンバーたちをはじめて見る。でも見た記憶はない。

わたしは翔やん以外もちゃんと見ていたのかしら…

なんとライブのセトリはすべてアコギでの構成。

え…???

めちゃくちゃかっこええやん氣志團。

普通に演奏うまい(失礼)(でも氣志團初見でそう思う人は絶対おると思う)

ギターめっちゃ好き…って感じた記憶があるが、それがトミーさんだったのかランマちゃんだったのかの記憶は一切なし…

マイクでなんかひとこと喋った第一声、
超~~~イケボだった、翔やん…。

みんなでできるダンスに、
安定の翔やんのMCのおもしろさ。

そして。

この隣町、富士吉田出身のやつの歌を歌います。っつって、

始まった演奏は、

「茜色の夕日」@フジファブリック。


!!!


その瞬間だけ声出てもうた。

※観客は発声NG、手拍子のみ(なんかハミングだけはやらされたような記憶はある)


この富士山麓の、冷涼で(寒すぎたが)気持ちのいいステージで、
翔やんの茜色の夕日。

(と、当時のインスタに書いてるけど、他の方のレビュー見てみたら歌ってたのどうやらランマちゃんっぽいw 

まじで翔やん以外の記憶なし…ヒカちゃんいたのかどうかも覚えてない(失礼)(もちろんいた))


志村さん、お空で聴いてるかな。

聴いてるよね。

あなたの歌はこうやって引き継がれてゆくんだよ。

わたし知らなかったけど、下積み時代、
氣志團メンバーと志村さんは、同じライブハウスでバイトしてた仲だったんだね。
←あとでウィキってまた泣きそうに。


氣志團のライブが終わったあと、フワフワしたなんとも言えない不思議な気持ちになった。

そして、ラストのバンドOAU。

知んないバンドだけど(主催者に対してまじで失礼)brahmanの人たちらしいし、
ルーツミュージックって書いてあるし一応観てこかな。

と観てみて、観ずに帰らなかった自分を褒め称えた…

最高すぎた。

ケルトの国のような、アフリカのどこかのような、ジャマイカのような、沖縄のような。

バイオリンがこんなに気持ちよくのびる楽器だなんて知らなかった。

演ってるひとたちが、音を楽しんでた。

氣志團の楽しさ、茜色の夕日の感動から抜けられていないのにOAUが心底良すぎて、フワフワの気持ちのまま、

うるうるして聴いてて、

ふと隣をみると、


)))翔やんいてた(((

となりの翔やんに動揺して秒で挙動不審になるわたし、そして翔やんとのファーストコンタクト

翔やんニコニコしながらOAU観てた。

(あとで調べて、翔やんとOAUのトシロウさんが同じマンションに住まわれていることを知る)(なかよし)


もうこっからOAUへの感動よりも真横に立っている翔やんが気になりすぎてライブへの集中力はマリアナ海溝よりも深く低下。

右側の皮膚だけ教師ビンビン物語(わからない人は置いていきますよ)(とはいえわたしもよくわからん)(なんなんこのタイトル…)

ついにOAUの最後の曲が終わってフワフワした気持ちのまま、

涙目で翔やんに話しかけた。

「綾小路さん、」と。(綾小路さんって話しかけたんだわたし、かわいいなw 

今はついったでしょやん、と気軽に呼んでコメントしちゃってる、思えば遠くへ来たものだ)


綾小路さん、

志村さんの曲を歌ってくれてありがとうございます。
氣志團初めてでした。
めっちゃ良かったです。
氣志團万博ぜったい行きます。


うるうるしながら必死で話しかけるわたしに翔やんは、かがんで、ニコニコしながら、目を見て聞いてくれてた。

そして、


「いえいえ〜!ほんとありがとうございます〜!ぜひぜひ〜!機会があれば!いらしてください〜!」


と言ってくれたのだった…


その後わたしは、とってもしあわせな気持ちで帰路につき、
家に帰って多少冷静になってから、


オイオイオイ??!!!!

翔やんめっちゃ紳士じゃね?!?!?!

超イケメンじゃん?!?!?!

かがんでくれていたので、リーゼントが俺の帽子にくっつきそうだったよ?!?!?!?!

あとリーゼントってなんかメロンの入ってる白いアミアミみたいな構造してた!なにあれどうなってるの…?!

え、てか、背めっちゃ高かった!

と、遅れてきた興奮を抑えながら翔やんのインスタと氣志團に関するあらゆる記事を漁りまくった…

(この時のわたしはまだ知らない…氣志團メンバーに多摩の大巨人が控えていることを…)

わたしがカッパ着てフードかぶって小さかったから、こどもだと思ってかがんでくれたのかな…

とにかくわたしは、かがんで話を聞いてくれた翔やんのこと一生忘れない。と感動したのであった。

そしてここから月日は流れ、この3年後、わたしは氣志團の沼につむじの先までドップリと浸かることになるのであった…

to be continued…